日本の常識、エジプトの非常識。。

私たち、エジプトビューでは、エコバックなど、オリジナルの布製品を作成、販売しています。

また、コンサルティングチームは、オリジナル布製品の作成お手伝いをしています。

 エジプトで仕事していて困るのが、日本では当たり前の、試作をしたら実際に使ってみて、耐久や洗濯テストなど、何度も作り変えてはテストの繰り返しをして、商品化に持ち込むのが当たり前、が通じないことです・・・

これ「日本の常識、エジプトの非常識」 一点物なら一発OK。ちょっとは直しますスタンス。 大量案件でも試作は一回、せいぜい2回。

「お金は払うし、別途手間賃も惜しまない」と言ってもイライラしちゃうのがエジプト人です。 日本のやり方を押し付けても、イライラしながら作られるとよくありません。

 そこで、我々がやっているのは、一点物専門の町の仕立て屋さんに試作を頼んで、最終サンプルができたら、工場に持ち込む作戦です。 工場探しも大変でしたが、腕のいい町の仕立て屋さん探しも大変でした。

 仕立て屋さんで服を作っている女性たちに聞き込みをして探しだした、ワヒードおじさん。 昨日打ち合わせに行ったら、張り紙がしてあります。

大量の布に埋もれたおじさん。張り紙を指差して読め!と言います。

なになに…「犠牲祭明けまで注文が殺到しているのでこれ以上お引き受けできません。

  エジプトでは、お祭りの時に新しい服を新調する習わしがあります。 どうやら、お祭り用の新しい服の注文でパンク状態のようです! さすが!当社で見込んだ職人!

当社の新しいサンプルは、もちろん早くみたいですが、エジプト人の皆さんのお祭りの新しい服優先で構わないと伝えてきました!!