さて、長い長い夏休みも終わりつつあるエジプトです。 （え？5月から始まってまだ終わってない？と思いますが…）
学校が休みの間は、サマースクールに参加（それも複数）や家庭教師強化などされます。
学校通学期間が年間通じて短いのはどうなのか？と日本人は考えてしまいますが、学習方法や環境を変えて学べるのもいいですね。
カイロにある、バイト・ヤカンで行われたサマースクールの修了式に駆けつけました。
修了証書をもらって喜ぶ子どもたちの笑顔のすばらしいこと！ この夏は80人の子どもたちが参加したそうです。
サマースクールで学んだ、ダンスや朗唱の発表を見学。 何より驚いたのが、バックなどの手工芸品の出来の良さでした！ キチンとした柄合わせや縫製ができており、教える先生の素晴らしさと、生徒たちの腕前にうなりました！（こちらのコースは大人も参加していた模様）
バイト・ヤカンは古い邸宅を買い上げた夫婦が修復し、その後はワークショップやイベントスペースとして開放。 地域の女性たちに手芸などを教えていましたが、初期の頃はヘンテコなもの（失礼！）作っていました。 それがいまや、玄人はだし…
職人たちよ…「手作りだ！」と威張っている場合じゃありませんよ… 次世代の女性たちや子どもたちは、使いやすいセンスのあるものを作れる教育を受け入れていますよ！ エジプトにおけるこうした活動は、外国人が主にやっていましたが、エジプト人が主体で始める時代がきました。
バイト・ヤカンの活動は引き続き見守って行きたいです。
ぼくも修了したよー！